商品開発スキル(1) ? 行政書士に求められるスキル

Administrative Lawyer Contribution

これまで行政書士に求められるスキルとして「事業計画スキル」「専門知識スキル」の解説をしてきました。

今回からは「商品開発スキル」について解説していきましょう。

上図を見ると気づくかもしれませんが、各スキルの関係は包含関係にあるのです。商品開発スキルは事業計画スキルと専門知識スキルを踏まえて導き出すものなのです。

私の場合、事業計画スキルは、オープン-モジュラー型の事務所運営を前提としています。そして前回まで解説した専門知識スキルも、単なる法律の知識ではなく、許認可申請業務を構造化して理解するスキルが必要なのです。

ここから導き出せる方針として、許認可申請業務を構造化し、それぞれがモジュールとなり、オープン型で実現する商品を開発することになります。

商品開発とありますが、そもそも「商品」とはどういうモノなのでしょうか。言葉の定義や概念的なものを考えたいのではなく、どちらかというと外延的なものの話です。

商品というのは何らかの体裁をもって初めて商品となります。

  • 商品の名前
  • 商品の価格
  • 商品の製造プロセス
  • 商品の提供プロセス

これらを検討していくのが商品開発スキルなのです。順に見ていきましょう。

まず「商品の名前」は重要です。自分自身とお客様が商品に対する共通認識を持つためには、商品そのものを指し示す名前がなければ非常に不便です。これは無形のサービスであっても同じです。

そして「商品の製造プロセス」は、副業行政書士の場合、行政書士として提供するサービスの内訳です。

単なる許認可申請書類の作成なのか、専門知識を生かしたコンサルティングサービスなのか、業務のアウトソーシングを含めた完全代行ビジネスなのか、形態は様々ですが決定しておくことになります。

また、そのサービスはどういう作業が積み重なって構成されているのかを明確にしておくことが重要です。(そう、ここが「申請業務の構造化」です)

「商品の提供プロセス」ですが、この商品(サービス)をどのように提供していくかという顧客開拓手法を含む一連の手順です。

訪問なのか、電話だけなのか、電子メールを組み合わせるのか、訪問の場合は本業に影響を与えない範囲でいつ訪問するのかなどを決定します。

・・・おっと価格についての解説が抜けていましたね。次のページからは価格について解説していきたいと思います。


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