大学のあり方:ビジネス系大学教育における質保証(2)

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前回の記事「大学のあり方:ビジネス系大学教育における質保証(1)」の続きです。

前回は、書籍「ビジネス系大学教育における質保証」についてのお話でした。

特に、この書籍の第2章「ビジネス系大学教育における質の向上と保証」では、ビジネス系大学教育の質とそれらを向上させるための4つの構成要素について示しています。

  1. ??? 学生
  2. ??? 教師
  3. ??? 教育システム
  4. ??? 教育環境

そこでこの中の要素のいくつかについて詳しく見ていくことにしましょう。

上図はこれらの要素の関係を図示したものです。(書籍のp.15、図表2-1より)

円の中心には学生と教師が位置しており、その周りを教育システムが取り囲んでいます。さらにその外側を教育環境が囲んでいます。

それでは、まず円の内側にある「学生」について考えてみましょう。

前述のとおり、「大学全入時代に突入し、定員割れしている大学に入学する学生の基礎学力ってどうなの?」という疑問は大学教員だけでなく、誰もが感じる素朴な疑問だと思います。

付け加えるのならば、アドミッションポリシーを揺るがせなければ大学経営にも影響を与えるわけですから、相対的に学習能力が低下した学生を受け入れざるを得ない状況も容易に想像できます。

この学習能力の低下について、書籍では4つの意味を含んでいるとしています。

  • 基礎学力の不足
  • 学習の方法や態度の未熟度
  • 学習意欲の低下
  • 体験や社会的コミットメントの不足

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