大学のあり方:ビジネス系大学教育における質保証(1)

Book Review Contribution University

さて、このようにいろいろと考えてみると、定員割れでアドミッションポリシーが揺らぐ大学において、ディプロマポリシーに沿った人物を卒業させるには、大学のカリキュラム側で何とかするしかないことに、お気づきになられたと思います。
(まぁ、ディプロマポリシーまで揺らがせればよいのですが、もはやそれは大学とは言えないのではないかと)

というところで、興味深い書籍を読む機会がありました。

ビジネス系大学教育における質保証」全国ビジネス系大学教育会議 著
学文社 2013

特に興味深かったのは第1章と第2章です。

第1章「学士課程教育におけるビジネス系教育の質保証」では、大学における経営学教育のこれまでの経過について、教育の質という観点から概説しています。その中で教育の質を保証するためのリファレンスモデル(分野別参照基準)を公表した経緯が記されていました。

第2章「ビジネス系大学教育における質の向上と保証」では、ビジネス系大学教育の質とそれらを向上させるための4つの構成要素について示しています。

  1. 学生
  2. 教師
  3. 教育システム
  4. 教育環境

それぞれの要素について、次回以降解説していくことにします。正直、かなりショッキングな内容でもありました。

(ということで次回に続く)

 

 

 


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