大学のあり方:ビジネス系大学教育における質保証(1)

Book Review Contribution University

以前このブログで書いた「そろそろ大学のあり方について真面目に考えようではないか」の続きです。

前回の記事では「大学全入時代に突入し、定員割れしている大学に入学する学生の基礎学力ってどうなの?」というような事を書いたはずです。

そうは言いつつも、何かの形で入学試験をパスして入学したのですから、大学で学ぶための基礎学力がある前提で大学のカリキュラムが組まれます。

少し整理しておくと、大学の入学の可否を決める基準として「アドミッションポリシー」と呼ばれるものが各大学で定められています。「うちの大学はこういう学生に入学してもらいたい」というものです。

東京大学のアドミッションポリシーは次のURLのとおり。
http://www.u-tokyo.ac.jp/stu03/e01_01_17_j.html

京都大学のアドミッションポリシー
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/education/policy/ad_policy/index.htm/

サイバー大学のアドミッションポリシー
http://www.cyber-u.ac.jp/entrance/admission.html

東大、京大と私が在籍している大学を並べてしまうのもどうかと思いますが、むしろ際だっていて興味深いですね。

さて、アドミッションポリシーが入学時のポリシーであるのに対して、卒業時のポリシーもあります。「うちの大学では学生をこういう人物にして卒業させます」というディプロマポリシーというものです。

京都大学のディプロマポリシー
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/education/policy/de_policy

サイバー大学のディプロマポリシー
http://www.cyber-u.ac.jp/faculty/it_feature.html

ここまでの流れでお気づきになると思いますが、

「ディプロマポリシー」-「アドミッションポリシー」=大学のカリキュラム

という関係が成り立ちます。

ちなみにアドミッションポリシー、ディプロマポリシーとも以前(かなり前ですが)文部科学省の中央教育審議会の中でも議論の対象となっていました。

学士課程教育の現状と課題(文部科学省 中央教育審議会 大学分科会 大学教育部会 第9回)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/015/gijiroku/07012401/001.htm

ディプロマポリシーについては、大学のあり方の根幹にもつながる問題だと思うのですが、現在でも答えと呼べるものは見つかっていないように感じます。


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