事業計画スキル(2) ? 行政書士に求められるスキル

前回の記事「事業計画スキル(1) ? 行政書士に求められるスキル」の続きです。
最近、思うことがあります。ふと自分が今やっている事をビジネスモデルという視点で考えてみると、副業行政書士は非常にユニークで面白い(自画自賛?)。
考えの断片だけ書いておきます。譫言(うわごと)のようなものですね。

  • 「事業計画スキル」「専門知識スキル」「商品開発スキル」はビジネスモデルと密接な関係がある
  • 「顧客開拓スキル」はマーケティングと密接な関係がある
  • 「継続的遂行のスキル」はコーチングと関係がある

さて、本題に戻ります。
事業計画スキルには「ビジネスモデルが関係している」という話をしたところで、私個人の副業行政書士におけるビジネスモデルについてご紹介致します。
まずはこんな表から。(表はWordPressだとうまく表現できるかな)
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|         |  オープン  |  クローズ  |
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| モジュラー   |        |        |
-----------------------------
| インテグラル  |        |        |
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この表は「他者との連携がどのようになっているのか」を示したものです。
ビジネスモデルを考える際に、この表はかなり重要になってきます。
各マスの位置づけについて考えていきましょう。
まず、オープン←→クローズについて。
オープン、クローズは「連携の範囲」による区分です。他者との連携において「オープン」とは言葉の意味どおり、広く誰とでも連携する可能性があることを示します。
一方「クローズ」は連携をしない、という意味ではありません。連携する範囲を限定し、その中での連携を密にとっていくというスタイルです。
そしてオープン、クローズの決め手となるのは「連携のための窓口・受皿・仕様の公開」です。
オープン戦略では広く連携するためにはこれらを広く公開する必要があるわけですし、クローズ戦略では特定の相手方にのみ公開し、守秘義務契約を締結する、ということになります。
ビジネスモデルにおいて、オープン、クローズのどちらが優れている、という比較はありません。ただ一般的に、クローズよりもオープンの方が市場原理の影響を受けやすいとされています(これはわかりますよね?)。
OS(パソコンの基本ソフト)の世界では、オープンの代表的な存在はLinuxです。クローズはMacOSでしょう。Windowsはどちらかというとオープンではないかと私は思います。
クローズ戦略をとっている代表的な企業に任天堂があります。任天堂はライセンス供与した会社しかソフトウェアを作らせません。周辺機器も同様で、通信ケーブルひとつとっても任天堂純正のものばかり、インタフェース(接続端子)も独特の形状です。これは提携外の企業に製品を作らせないようにするクローズ戦略なのです。
(というのは少し前までの話。今はどうでしょうかね?)

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