行政書士に求められるスキルについて考えよう

「副業行政書士開業マニュアル」メルマガで2006年11月18日に配信した記事のお蔵出しです。今から6年以上も前に書かれたものですが、読んでみると案外面白い(自画自賛)ので、定期的に載せていくことにします。
当時は尖っていたなぁ。今も充分尖ってるけど。
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今回から、行政書士に求められるスキルについて体系的に考えていきたいと思います。
今までも行政書士のスキルについては時々紹介していましたが、体系立てて考える事は、自分の不足しているスキルを客観的に補う上で非常に有効です。
私は行政書士が持つべきスキルを上図のように示しています。
これらのスキルは独立しているわけではなく、どれも密接に関わり合っています。
そしてこの中のどのスキルが欠けても、行政書士業務は進めることができません。
開業したての行政書士の方は「専門知識スキル」を向上する事ばかりを考えていますが、実際は全体のうちで占める割合は小さいのだと思います。
また、現在市販されている行政書士開業に関する書籍は、解説している内容が、単一のスキルに偏っていることが多く、そのままでは役に立ちません。(もちろん読んでプラスになることも多いですが、それに気がつくのは開業して相当年数経過した行政書士だけです)
次回からは、今まで個別に解説していた各スキルを改めて解説するとともに、スキル全体からの位置づけを併せて解説していきたいと思います。
(こうやって、連載っぽい記事が増えていくのでしょうね)