この文章は、特許庁の最終勤務を終え、次の赴任地に向かう道中で書いています。
今日の午前中に一緒に仕事をしている仲間たちの前で退職の挨拶を済ませ、自席の片付け、引継ぎ資料の準備を行い、無事に特許庁を後にしました。
特許庁には2年間お世話になりました。もともと業務・システム最適化計画を改定し、再スタートを切った直後の着任だったので、私は「火中の栗を拾う」立場であり、プロジェクトやプログラムの立て直しが主たるミッションだと覚悟しておりました。
確かに着任当初はいろいろと苦労することもありましたが、プロジェクトが炎上していることはありませんでした。これは当時の特許庁の担当職員の方々の努力の賜物です。おかげで私は大変恵まれた環境で職務に従事することができました。本当に感謝しています。
ここ最近、日経BP ITProの記事等で特許庁の新たな取り組みが紹介され、特許庁に対する見方も幾分か変化しているようにも感じます。この追い風の中、さらにシステム刷新への取り組みを加速してくださることを期待しております。
また、お目にかかれる日を楽しみにしております。どうもありがとうございました。