継続的遂行のスキル(3) ? 行政書士に求められるスキル

Administrative Lawyer Contribution Strategy

前回の記事「継続的遂行のスキル(2) ? 行政書士に求められるスキル」の続きです。

前回は士業の「ルーチンワーク率」について解説しました。

行政書士の場合はルーチンワーク率はむしろ「提供する商品」により変化していくのでした。

もともと行政書士の業務は単発のものが多いということは、すでに業務をやってらっしゃる方はご存じかと思いますが、少し長いレンジで考えると、

「これってもしかしてルーチンワークじゃない?」

と思う業務もありますよね。

例えば、許認可申請の中でも「営業報告」に関するものは事業年度につき1回の報告義務があります。

もっと長いレンジだと許認可申請の更新も5年に1回発生します。

つまり許認可業務を中心にやっていて、多くの安定顧客を抱えている行政書士はルーチンワークにより経営の安定が図れるわけです。

私が民事法務に参入しないのは、行政書士事務所を「経営」の観点から見たときに、事業の拡大が期待できないと考えられるからなのです。(もちろんこれについては異論もあるでしょう)

さて、事業計画を立てる際にはルーチンワーク率の異なる業務をうまく組み合わせて「業務のポートフォリオ」を作っていくことをオススメします。

ルーチンワーク率の高い仕事だけでは、副業行政書士としての仕事もつまらないものになってしまいます。つまらない仕事を継続していくことはできませんからね。

で、ポートフォリオに組み込みたい「ルーチンワーク率の低い仕事」とは、例えばどんな仕事でしょう?

これは新規事業開拓を含めた投機的な業務だと思います。商品開発をイチから始めて、顧客開拓までを含めた一連の業務は、当面はルーチンワーク率は低いでしょう。「攻めの仕事」ですね。

行政書士本来の業務に限定せずにいろいろ考えてみると面白いと思います。

エキサイティングな仕事を組み合わせて、自分のやる気を起こすというのは、いわゆるライフハックのテクニックとしては一般的なのです。

次回は「専門知識スキル」+「継続的遂行のスキル」のうち、情報収集に関するお話をしようと思います。ではでは。

 


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