継続的遂行のスキル(1) ? 行政書士に求められるスキル

Administrative Lawyer Contribution Strategy

前回の記事「顧客開拓スキル(2) ? 行政書士に求められるスキル」では、探偵業届出における顧客開拓の実例を解説しました。

もう一度「行政書士が持つべきスキル」の図を載せておきます。

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|事業計画スキル|専門知識スキル|       |
----------------|顧客開拓スキル|
|    商品開発スキル    |       |
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|       継続的遂行のスキル       |
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これらのスキルは独立しているわけではなく、どれも密接に関わり合っています。
そしてこの中のどのスキルが欠けても、行政書士業務は進めることができません。

今まで解説してきた「顧客開拓スキル」は、「事業計画」「専門知識」「商品開発」のそれぞれのスキルの上に成立しているものなのです。

はい。ここまでで復習おわり。

今回からは「継続的遂行のスキル」です。

このメルマガ(注:もともとこの記事はメールマガジンで配信していたものです)は「副業行政書士開業マニュアル」ですので、行政書士を副業で行うことを目的としています。

本業に負担を掛けないで副業で楽しく(そしてなるべく楽に)行政書士業務を行うにはそれなりのテクニックが必要になるのではないかと思うのです。

私に言わせれば、行政書士の仕事なんてのは「地味でつまらない」もので、本業の方がさらに「地味でつまらない」と感じている方以外は、夢を見るべきではないと思ってます。

だったら、同じ事をするのでも「楽に」「おもしろく」「それでもお客様には喜ばれる」ような進め方があるのではないのでしょうか。

さて、自分で描いておいてなんですが、上図の「継続的遂行のスキル」とそれ以外の各スキルの関係は、ちょっと違うかもしれません。(おいおい・・・)

なんというか、実際には、

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| 事業計画スキル |
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|継続的遂行のスキル|
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ってな関係がそれぞれにあるんでしょうね。そのぐらい継続的遂行のスキルというのは大切なのです。

そこで今回は特に「事業計画スキル」+「継続的遂行のスキル」について考えてみたいと思います。

「事業計画、立ててみたけど、中倒れ」(五七五)とならないようにするには、コツがあります。

もともと副業行政書士を目指す人の目標は様々です。みんながみんな、いっぱいお金を得ようとしているわけではありません。年間100万円の収入増でよい方もいますし、本業以上に収入を得たい人もいるでしょう。

まず、自分の目指す目標がどの程度なのかを考えてみましょう。

拙著「副業行政書士開業マニュアル」(某行政書士会の会長室に置いてあって、書いてある内容で叱られる(笑)と思い、ドキドキした)では、目標設定の例として「年間256万円」という数字を挙げました。

私が考えるに、計画倒れの一番の原因は「目標設定に失敗」しているのではないでしょうか?

継続的遂行を目指す場合、目標の達成機会は一度ではありません。であるならば、最初は「確実にクリアできる目標」からスタートすべきなのではないかと考えます。

例えば年間256万円ならば、その半分の128万円を最初の目標に設定するのです。いわゆる世に出ている自己啓発本ではそんなことは書かれてないように思います。

なぜこんな目標設定なのかと言いますと、

「成功体験」こそが継続的遂行スキルの源

だからです。

次回は、行政書士や他の士業の業態の違いによる事業計画の考え方を解説しようと思います。一口に「士業」と言いますが、実際はその業態はかなり異なります。
ちょっと考えてみてください。ではでは。

 


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