そろそろ大学のあり方について真面目に考えようではないか

Contribution Strategy University

まず大学の現状を概観します。

国公立大学ではなく、私立大学を中心に考えてみます。私が私立大学の教員(さらに言えば、かなり特殊な私立大学ですが)ということもあり、私立大学に関する問題意識を強く感じているためです。

http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiritsu/index.htm

文部科学省の上記URLでは、私立大学などの学校数、在学者数が掲載されています。よく「大学全入時代」と呼ばれるのは、

これらの大学の定員合計 > その年に大学に入学可能な18歳の総数

という関係が成立するからです。

とはいうものの、結局は優秀な大学や学費の安い国公立大学に応募が集中し、そうでない私立大学では定員割れが続くという構造であることは間違いありません。

学校法人としての私立大学では、定員割れは経営上の大きな懸念事項です。単純に授業料収入が減るわけですから。その結果、定員充足させるためにさまざまな施策を試みています。

AO入試などはその最たるものでしょう。「試験の成績では測れない人材を学生として獲得する」というのが建前ですが、そもそも大学は勉強をするところですから、ある程度の基礎学力が必要です。AO入試で基礎学力が担保されているのならば一向に構わないのですが、実際のところは私にはわかりません(うそです。よくわかっています)。

今回はここまで。

 

photo by: kevin dooley

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