「サニタイザー」機能追加のお知らせ(Ver.1.26.0→Ver.1.28.0)

CIO Contribution Sanitizer

はじめに

サニタイザーに関心を持ってくださいましてどうもありがとうございます。また既にサニタイザーの導入を決めていただいている自治体のみなさまにも感謝申し上げます。

Ver.1.24.0 からバージョンアップの体系を見直し、主に技術移転を受けている方向けの差分アップデートを先行して実施しておりますが、この段階でメジャーバージョンについてもバージョンアップを行うことにしました。

Ver.1.26系からの差分バージョンアップは後日お示しします。

Ver.1.28系について

今回はこれまで冗長だったり使われていない処理のコードを全て見直し、リファクタリング(コードの再構成)を行いました。

併せてVer.1.26系の機能については全て包含しました。(「良いマクロ、悪いマクロの判別」はVer.1.26系の代表的な機能追加ですが、もちろん含んでいます)

また、みなさまから要望のあった機能についてもまとめて取り込んでいます。詳細は下記に示します。

なお、今後はVer.2系に開発をシフトしていきますので、Ver.1.28系がサニタイザーVer.1の最終バージョンとなります。2019年3月31日(約1年後)をもってサニタイザーVer.1は使用できなくなりますので、来年度中にVer.2系へのバージョンアップをご検討ください。(ここ重要です)

とはいうものの、Ver.1系とVer.2.系のシステムの大まかな構成は全く同じです(ベースとなるOSのバージョンが上がります)。導入先個別の環境に合わせて設定を調整していただくだけで導入は可能ですのでご安心ください。

機能追加の概要

レポートファイルの記述をわかりやすくしました

細かいところですが、これまで疑義のあるファイルが検知されたり、サニタイズ処理に失敗した場合に出力されるレポートファイルがそっけなかったのを、少しわかりやすい記述に変えました。

例えば、Office2003形式でサニタイズ処理に失敗した場合に、これまでは単に「失敗しました」という表示だけだったのですが、具体的に何が原因だったのか、どのように対応すればよいのかについても記述しています。(まだまだ不十分かもしれませんが)

Officeファイルの中に別のOfficeファイルを埋め込んだ場合の対応

Officeファイルの中にオブジェクトとして別のOfficeファイルを埋め込むことができますが、埋め込まれたOfficeファイルの中にマクロが含まれている可能性がありますので、これらの内容についても走査するようにしました。

ファイル名で使われる禁則文字への対応

これまでファイル名に禁則文字(使ってはいけない文字)が含まれていた場合は、サニタイズ処理を中止しレポートファイルを出力していたのですが、今回のバージョンからサニタイザー側で禁則文字を置き換えて、そのまま処理できるようにしました。

CSVファイルの拡張子書き換えの対応

CSVファイルは内部的にはテキストファイルとして処理しているため、拡張子に .txt が付加されていましたが、今回から .csv (あるいは元のファイルの拡張子)を付加して出力するように変更しました。

CADファイルへの対応

導入済みのお客様からの要望を受けて、jwcファイル(JW_Cadのデータファイル)、p2zファイル、sfzファイル(P21、SFCをアーカイブしたもの)を識別するようにしました。

PDFファイルの不正識別の向上

PDFファイルの不正識別性能を向上させました。ファイル中のオブジェクト参照関係を全てたどり、作為的にデータを付加している箇所を見つけることができるようになりました。(最近の悪いPDFはこういう幼稚なミスはしないのですが、たまにこういうファイルもあるので)

地理院マップメーカー2のプロジェクトファイルへの対応

国土地理院が自治体向けに提供しているGISソフトウェア「地理院マップメーカー2」のプロジェクトファイル(dkc2、dkc4)の識別をするようにしました。

epsファイルの識別向上

デザインの現場で使われるepsファイルの識別方法を見直し、識別率を向上させました。

動画ファイルへの対応

動画ファイルのやり取りも増えてきているため、従来の対応ファイルに加えて、AVIファイル、MPEGファイル、FLVファイルを識別するようにしました。

音声ファイルへの対応

音声ファイルもやり取りが増えてきているため、従来の対応ファイルに加えて、いくつかのファイルの識別に対応しました。

EPUBファイルへの対応

導入先のお客様から要望のあった、EPUBファイル(電子書籍)についても識別できるようにしました。

フォントファイルの対応

導入先のお客様から要望のあった、フォントファイルのうち、TTFファイル、OTFファイル、WOFFファイルについても識別できるようにしました。

 

ダウンロード(OVAファイル)

なおこの機能追加版についても、無償で提供いたします。詳細は下記のリンクにて。

「サニタイザー」評価版セットアップの手順

さいごに

サニタイザーの品質、コストパフォーマンスを評価いただき、自治体以外からの問い合わせも増えてまいりました。私が追求しているのはサニタイズ処理の品質だけでなく、使いやすさ、導入のしやすさ、他システムとの連携のしやすさです。

サニタイザーはみなさまの要望に応える形で、これからも機能の拡充をはかって参ります。今後ともよろしくお願いいたします。

 


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