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第7号:2005年7月23日

行政書士を廃業した人に学ぶ。実際には行政書士専業者で生計を立てている人は少ない
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 ■副業行政書士開業マニュアル■
 ~現役行政書士がお勧めする新しいビジネスプラン~
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━Vol.007 2005/07/23

こんにちは。副業行政書士開業マニュアルです。

実は最近の私は修論のことで悩んでいます。
時間がない。。。本当の豊かさは大学院を出るまで味わえないのでし
ょうか。まいったなぁ。


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◆目次
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● 実際には行政書士専業者で生計を立てている人は少ない

● おいしい仕事は古株の行政書士が握っている?

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◆行政書士を廃業した人に学ぶ
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● 実際には行政書士専業者で生計を立てている人は少ない

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行政書士も事業主であることに変わりはありませんので、他の会社な
どと同じように事業の失敗ということも考えられます。

実は私の周りでは行政書士会に登録して行政書士デビューを果たした
のにも関わらず、わずか数年で行政書士を廃業してしまった方々がい
ます。

その方々のうち数名からお話を聞く機会がありましたので、よくよく
聞いてみることにしました。

そこに、事業として行政書士業務を行う際のポイントがあるような気
がしたのです。そしてそのポイントについてもう少し深く考えてみる
ことにしましょう。

■ 実際には行政書士専業者で生計を立てている人は少ない

「行政書士は独立開業型の資格であると聞いていたけど、実際には行
政書士専業者はほとんどいませんよね?」と私に逆に質問する方がい
らっしゃいました。

私自身も行政書士専業という立場を離れているので、この質問には同
感です。

つまり、行政書士専業で生計を立てている人が少なく、実際は他の事
業(他の士業や不動産業、保険代理店など)との兼業で成立している
のだというのです。

とはいうものの、東京都内や政令指定都市規模の大都市では行政書士
専業で事業を営んでいる方がいらっしゃるのも事実ですし、私の田舎
(人口6万人程度の市)であっても、行政書士専業で事務所を営んで
いる方もいらっしゃいます。

この方はそういう個別の状況ではなく全体としての割合のことを言い
たいのでしょう。

日本行政書士会連合会の全国調査は「平成14年度行政書士実態調査」
以降は実施されていません。

大幅に状況が変化していないことを前提として、あくまでも私の得て
いる感覚でしか言えないのですが、大都市では行政書士登録者のうち
全体の半分が非営業者(つまり開店休業状態)、残りの半分のうちさ
らに半分(全体の25%)が他士業との兼業、行政書士専業者は全体の2
5%程度だと思います。

そして、これが都市の規模が小さくなればなるほど、行政書士専業者
の割合が少なくなるのではないかと推測しています。

**なぜ、専業者の割合が少ないのか**というのは一つのポイントとな
りそうです。

■ 仕事がなかなか来ない

「行政書士開業講座(こんな講座があるそうです)を受講し、行政書
士が主に取り扱う仕事の概要は把握した。でも仕事が来ない。」

おいおい……。でもこういう人も本当にいらっしゃいました。

特にサラリーマンや公務員をリタイヤされてから行政書士登録した方
で『仕事が来ない』とおっしゃる方が多かったように思います。

当たり前の事ですが、行政書士登録しただけでは仕事がやってくるこ
とはありません。少し考えればわかると思いますが、笑えない現実で
す。

行政書士会が仕事をあっせんしてくれると思っている方も多いようで
す。

確かにごくまれに行政書士会から紹介してもらった、と電話がかかっ
てくることもあるようです。

しかし、これは行政書士会の中で問い合わせが来た案件について『業
務として受託できるスキル』を持つ行政書士を名簿登録し、特定の人
に紹介が片寄らないように順番に紹介するというようなルールを定め
ているようです。

いずれにしても、あてになる件数ではありません。

**行政書士の営業について**は、重要な事なのでポイントとして詳し
く考えてみたいと思います。


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● おいしい仕事は古株の行政書士が握っている?

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■ おいしい仕事は古株の行政書士が握っている?

「いろいろ営業をやってみたんだけど、だいたいどこも古株の行政書
士が関与している。」

なるほど。これはある意味事実でしょう。

自分が行政書士に業務を依頼する立場になって考えれば、新人の行政
書士よりも経験がある行政書士の方が安心できるというのも納得でき
ると思います。

では、絶対的に古株の行政書士の方が優位なのかというと、私はそう
は思っていません。

ここが**行政書士業務の特色**であり、面白いところなのでポイント
として詳しく考えてみましょう。

■ 報酬額ダンピング競争に負けた

「低額な報酬を売り物にしたDMがお客さんの所に来て、仕事が段々
減っていってしまった。」

DMが来るのは事実です。もちろん市場原理から見ると、報酬額と受
託業務数に逆相関の関係がありそうですが、それでも仕事が段々減っ
ている、というのは疑問です。

むしろ開業したての行政書士が陥りやすいワナは、このDMに対抗し
て報酬額を低く設定してしまうことだと私は思っています。

新人の行政書士はどうしても仕事を取りたいがために、報酬額を低め
に設定していきがちになるのです。

そうすると短期的に仕事は来ますが、長期的な利益率は上がらないた
め、段々事業運営が苦しくなります。

実際に仕事が1件も来ないで廃業に追い込まれることはありません。
事業が破綻して継続できなくなることによる廃業の方が多いのです。

**報酬額に関すること**もポイントになりそうです。

■ うまくいかないのは、自分の能力のせい?

「行政書士は3年続いたらモノになる。それがダメなのは本人の能力
不足・努力不足だ、と言われた。」

こういう考え方をする人は意外に多いです。というのは、自らの成功
体験に基づいて話をしているからだと思います。

しかし、行政書士を取り巻く環境がどんどん変化しているのに、自分
の成功体験だけで能力、努力を求めるのはどうかな、と思います。こ
のあたりは私自身も反省する点がありそうです。

さらに問題なのが、能力・努力といっても、何をどうすれば能力向上
になり、努力するというのかが曖昧だという事実でしょう。

行政書士開業講座を受講した方の話も聞いたことがありますが、ひと
とおりの取り扱う業務の説明があっただけで、それ以外は講師の体験
談っぽい内容だったそうです。

**行政書士を育成するプロセス**というのは現在確立されていません。

このあたりもポイントとして考えていく必要がありそうです。


では、これらのポイントについて、次回はもう少し詳しく見てみまし
ょう。


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実務に関しての質問、効果的な営業手法についての質問を募集し
ています。

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●次号以降予告

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次回はちょっと視点を変えて、現役副業行政書士の方にお話をお伺い
しましたのでご紹介します。これ、本当におもしろいですよ。

◆ 聞いてビックリ、聞いてナットク。副業行政書士の実態

 私も知らないポイントがいっぱいです。

◆ もう少し聞いてみました。副業行政書士の経営の実態

 副業行政書士をやる上での課題などもお話ししてもらいました。


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Last modified 2005-07-27 05:47 AM

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