第5号:2005年7月9日
雇用する側と勤務行政書士・補助者のミスマッチ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■副業行政書士開業マニュアル■
~現役行政書士がお勧めする新しいビジネスプラン~
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━Vol.005 2005/07/09
こんにちは。副業行政書士開業マニュアルです。
最近、メルマガを読んでいただいている方からメールをいただくこと
が多くなりました。
特に、増刊号01で採り上げた「コミュニケーションの4つのタイプ」
に興味を持ってくださる方が多いようです。
早く続きを読ませろ、という方もいらっしゃいます。
お伝えしたい情報はいっぱいありますが、順に配信していきますので、
よろしくお願いいたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆目次
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
● 雇用する側と勤務行政書士・補助者のミスマッチ
● 行政書士の仕事は、WORKでもJOBでもありません。QUESTです。
-------------------------------
■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□
□ 許認可申請支援システムdocmaker.netからのお知らせ ■
■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□
許認可申請書類を簡単に作成するためのサービスです。
●オンライン書類作成システム (無償)
●商業登記電子証明書発行支援サービス (有償)
●許認可申請プロジェクト管理フリーソフト(無償)
http://docmaker.office-server.co.jp/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆行政書士の実態について知っておく。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
● 雇用する側と勤務行政書士・補助者のミスマッチ
-------------------------------
(前回の要約)
私の周囲の事務所を見る限り勤務行政書士を新たに雇用する件数はあ
まり多くない。
それなのにも関わらず、勤務行政書士・補助者の定着率があまり高く
ないという話も聞く。
実際の行政書士の仕事と事務所運営から見たお互いの意識の違いにつ
いて考えてみましょう。
当たり前の話かもしれませんが、
・行政書士試験を受けること
・行政書士資格を取ること
・行政書士になること
・行政書士の仕事をすること
・行政書士として生活していくこと
はすべて異なることです。
■ 「行政書士試験を受けること」というのは試験勉強をすることを含
めて、誰でもできます。平成16年度は78,683人でしたね。これをポ
ジション1としましょう。
■ 「行政書士資格を取ること」は、試験合格を含め、行政書士になる
資格を有することです。試験合格者は4,196人ですが、実際は他の
資格要件に該当する方を含めて相当数いると思われます。これをポ
ジション2とします。
■ 「行政書士になること」というのは、行政書士会に登録入会し開業
することです。行政書士会に登録入会することによって初めて行政
書士になり、試験合格しただけでは行政書士ではありません。平成
16年度で2,253人です。これがポジション3です。
■ 「行政書士の仕事をすること」は、行政書士として業務を受託し、
その業務を遂行して報酬を得ることです。広い意味では勤務行政書
士、行政書士ではない補助者や事務職員を含めて行政書士の仕事を
していることと言えなくもありません。ポジション4です。
■ そして最後のポジション5の「行政書士として生活していくこと」
とは生計を立てられるだけの仕事をすることなのだと思います。
あなたはこの中のどのポジションにいますか?
ポジション1については、残念ながら私がアドバイスすることはあり
ません。ポジション2も同様です。
ポジション5についても、すでに生計を立てているというのであれば
何も言うことはありません。
今までの統計を見ると、ポジション3にならない(なれない)人が多
いわけです。
おそらくポジション4の現実を知ってしまったが故に立ち止まってい
るのか、他に事情があるのかはわかりません。しかし、このポジショ
ンは非常に面白いポジションです。
一番重要なのがこのポジション4です。ドラマやマンガなどで採り上
げられている行政書士の仕事というのがこれに該当します。
おそらく、勤務行政書士・補助者募集の問い合わせをする方はとにか
くこの状態になりたいがために、手っ取り早く勤務行政書士・補助者
という道を選んでしまうのでしょう。
先ほどは特に書きませんでしたが、問い合わせする方の全員が「事務
所で実務知識を身につけたい」と言います。
そりゃそうでしょう。
私自身が問い合わせをする立場ならきっと同じ事を言うだろうな、と
思います。
しかし、ちょっと待ってください。
まず「実務知識」って何でしょうか? おそらくお互いが考えている
「実務知識」にはいくらかの隔たりがありそうです。
行政書士の仕事にはさまざまな側面があります。そして行政書士では
ない多くの方はその全貌を知りません。
世の中に出回っている行政書士の仕事について書かれた文章では「官
公庁に提出する書類の作成と提出代理」という解説がされています。
誤解を恐れずに書きましょう。書類作成の実務は何も難しいことはあ
りません。
提出そのものも単に役所に書類を持っていくだけですから、誰でもで
きます。
書類の書き方がわからなければ、窓口で尋ねれば親切に教えてくれま
す。許認可申請を含む行政サービスは広く市民のためにあるわけです
から、教えてくれないことはありません。
これらを実務というのならば、その程度のことを学びたいがために事
務所で働くというのは時間のムダだと思います。
雇用する側からすると、書類作成と提出そのものアルバイトで十分で
きる仕事なので、必要な時にアルバイトを募集すれば足ります。
また一件あたりの報酬額がそれほど高くない業務を多くこなす場合や、
とにかく大量の業務をこなすことでスケールメリットを求めていきた
い事務所では「人手」が必要なのでそういう種類の募集は考えられる
と思います。
ある程度のルーチンワークができる人員は事務所にとっては重宝な存
在なので、なるべくなら長期でいて欲しいと思いますが、事務所の経
営状況を考えると薄利多売の業務にはそれほど高い給与は出せません。
年齢が上がれば、いつまでも同じ状況でいるわけにもいかないでしょ
うから、先が見えた時点で辞めてしまいます。多くはその前にルーチ
ンワークのつまらなさに辞めてしまうかもしれません。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
● 行政書士の仕事は、WORKでもJOBでもありません。QUESTです。
-------------------------------
もちろん前述の話は一例です。ルーチンワーク以上のことを求めて行
政書士資格を取り勤務行政書士・補助者募集の問い合わせをする方も
います。そういう方については次のような話をします。
私の事務所は最初からいずれ独立開業してもらうことを前提として事
務所に来てもらっているので、行政書士業務に対する考え方がそもそ
も違います。そして、勤務行政書士・補助者として採用することはし
ません。
なぜなのでしょうか。
それは「仕事に対する責任と面白さ」を感じて欲しいからです。
まず補助者についてですが、補助者というのは行政書士の業務の補助
をするのが仕事であり、行政書士がいなければ補助者にはなれません。
携わった仕事の最終責任は補助者にはなく、補助者を雇用した行政書
士にあります。そのため、補助者を抱える多くの事務所では作成した
書類の最終確認は行政書士本人が行います。
行政書士の仕事で大きなミスをした事によりお客様の会社が倒産する
こともありますし(嘘ではありません)、それに伴い多額の損害賠償
をしなければならないケースもあります。
逆にお客様から頂ける報酬も、行政書士の仕事の対価として発生する
ものです。決して給与ではありません。
勤務行政書士については、補助者とは違い登録入会していますので一
人の行政書士として扱われます。仕事の責任についても雇用する行政
書士事務所と連帯して負うことになります。与えられる仕事もさまざ
まです。
給与については、固定給の事務所もありますし、業務遂行の内容に連
動してコミッションとして支払われるケースもあります。
私は行政書士の仕事を例えるときに次のような言葉を使います。
**行政書士の仕事は、WORKでもJOBでもありません。QUESTです。**
三省堂のEXCEED英和辞典でQUESTという言葉を調べると「探索, 探求
(物) ((of, for)); (中世騎士の)諸国遊歴の旅」と書かれていま
した。ファミコンのゲームで有名になったドラゴンクエストと同じ
「クエスト」です。
お客様から与えられた依頼(任務)の答えを探し出し、解決するのが
行政書士の仕事です。それは単に与えられたWORKではなく、作業を処
理するJOBでもありません。与えられる依頼の内容はさまざまであり、
求める答えもさまざま、解決の仕方もさまざまなQUESTなのです。
100人の行政書士が100人とも同じ解決方法を持っているわけではあり
ません。
また、自分一人で解決するのもよし、仲間や使者を使って力を合わせ
て解決することも制限されていません。そこには行政書士自身の職務
遂行能力が試されています。
失敗のリスクもありますし、深い洞察力も必要です。そして解決した
時には相応の報酬を受け取ることになります。
行政書士の仕事は、依頼された案件の解決までの全体をプロデュース
することであり、そこが面白いところなのです。
そしてこれらは登録開業した行政書士でなければできないことなので
す。
**だから登録開業した方がいいですよ。**
個人的にはポジション4の中でも勤務行政書士というスタンスはおす
すめです。条件によっては行政書士の仕事のあり方の多様化が期待で
きます。
ある程度の自分の場を持ち、行政書士の仕事を主体的にできるという
のは魅力です。
しかし、雇用する側から見ると苦々しい思いであり、その心理は意外に
複雑です。事務所に新たに人を入れるというのは、そのまま事務所の
経営戦略に直結するものだからです。
■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□
□ 行政書士川口弘行事務所からのお知らせ ■
■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□
◆ 行政書士川口弘行事務所では、行政書士業務に関する質問、開業
実務に関しての質問、効果的な営業手法についての質問を募集し
ています。
http://www.docmaker.net/docstation/wforum.cgi
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●次号以降予告
-------------------------------
◆ ここでもう一度「行政書士実態調査」を見てみる。
補助者雇用の実態について、統計データでさらに追求してみます。
◆ 行政書士を廃業した人に学ぶ
うまくいく人もいれば、うまくいかない人もいます。
そこから学ぶことがあるはずです。
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓<免責事項等>〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
●無断転載は禁じますが業界内の小ネタにぜひどうぞ。全文転送な
ら構いませんので、友達、仕事仲間など周囲の方にもお勧めを!
●メルマガの内容の実行は、読者さんの責任でお願いします。
●ご自身の業務改善のために使うのは歓迎ですが、メルマガの内容
の販売・コンサルティングへの利用で利益を得る行為は禁じます。
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓<発行者情報>〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
●発行者:川口弘行 ●発行頻度:基本的に週刊
●感想、質問、実行の結果などは掲示板で受付中
http://www.docmaker.net/docstation/wforum.cgi
●行政書士川口弘行事務所 http://www.kawaguchi.com/
●購読の登録・解除はまぐまぐ(www.mag2.com)でお願いします。
●バックナンバー抜粋
http://kawaguchi.office-server.co.jp/sideline/ml
Copyright (c) 2005 KAWAGUCHI Hiroyuki
■副業行政書士開業マニュアル■
~現役行政書士がお勧めする新しいビジネスプラン~
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━Vol.005 2005/07/09
こんにちは。副業行政書士開業マニュアルです。
最近、メルマガを読んでいただいている方からメールをいただくこと
が多くなりました。
特に、増刊号01で採り上げた「コミュニケーションの4つのタイプ」
に興味を持ってくださる方が多いようです。
早く続きを読ませろ、という方もいらっしゃいます。
お伝えしたい情報はいっぱいありますが、順に配信していきますので、
よろしくお願いいたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆目次
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
● 雇用する側と勤務行政書士・補助者のミスマッチ
● 行政書士の仕事は、WORKでもJOBでもありません。QUESTです。
-------------------------------
■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□
□ 許認可申請支援システムdocmaker.netからのお知らせ ■
■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□
許認可申請書類を簡単に作成するためのサービスです。
●オンライン書類作成システム (無償)
●商業登記電子証明書発行支援サービス (有償)
●許認可申請プロジェクト管理フリーソフト(無償)
http://docmaker.office-server.co.jp/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆行政書士の実態について知っておく。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
● 雇用する側と勤務行政書士・補助者のミスマッチ
-------------------------------
(前回の要約)
私の周囲の事務所を見る限り勤務行政書士を新たに雇用する件数はあ
まり多くない。
それなのにも関わらず、勤務行政書士・補助者の定着率があまり高く
ないという話も聞く。
実際の行政書士の仕事と事務所運営から見たお互いの意識の違いにつ
いて考えてみましょう。
当たり前の話かもしれませんが、
・行政書士試験を受けること
・行政書士資格を取ること
・行政書士になること
・行政書士の仕事をすること
・行政書士として生活していくこと
はすべて異なることです。
■ 「行政書士試験を受けること」というのは試験勉強をすることを含
めて、誰でもできます。平成16年度は78,683人でしたね。これをポ
ジション1としましょう。
■ 「行政書士資格を取ること」は、試験合格を含め、行政書士になる
資格を有することです。試験合格者は4,196人ですが、実際は他の
資格要件に該当する方を含めて相当数いると思われます。これをポ
ジション2とします。
■ 「行政書士になること」というのは、行政書士会に登録入会し開業
することです。行政書士会に登録入会することによって初めて行政
書士になり、試験合格しただけでは行政書士ではありません。平成
16年度で2,253人です。これがポジション3です。
■ 「行政書士の仕事をすること」は、行政書士として業務を受託し、
その業務を遂行して報酬を得ることです。広い意味では勤務行政書
士、行政書士ではない補助者や事務職員を含めて行政書士の仕事を
していることと言えなくもありません。ポジション4です。
■ そして最後のポジション5の「行政書士として生活していくこと」
とは生計を立てられるだけの仕事をすることなのだと思います。
あなたはこの中のどのポジションにいますか?
ポジション1については、残念ながら私がアドバイスすることはあり
ません。ポジション2も同様です。
ポジション5についても、すでに生計を立てているというのであれば
何も言うことはありません。
今までの統計を見ると、ポジション3にならない(なれない)人が多
いわけです。
おそらくポジション4の現実を知ってしまったが故に立ち止まってい
るのか、他に事情があるのかはわかりません。しかし、このポジショ
ンは非常に面白いポジションです。
一番重要なのがこのポジション4です。ドラマやマンガなどで採り上
げられている行政書士の仕事というのがこれに該当します。
おそらく、勤務行政書士・補助者募集の問い合わせをする方はとにか
くこの状態になりたいがために、手っ取り早く勤務行政書士・補助者
という道を選んでしまうのでしょう。
先ほどは特に書きませんでしたが、問い合わせする方の全員が「事務
所で実務知識を身につけたい」と言います。
そりゃそうでしょう。
私自身が問い合わせをする立場ならきっと同じ事を言うだろうな、と
思います。
しかし、ちょっと待ってください。
まず「実務知識」って何でしょうか? おそらくお互いが考えている
「実務知識」にはいくらかの隔たりがありそうです。
行政書士の仕事にはさまざまな側面があります。そして行政書士では
ない多くの方はその全貌を知りません。
世の中に出回っている行政書士の仕事について書かれた文章では「官
公庁に提出する書類の作成と提出代理」という解説がされています。
誤解を恐れずに書きましょう。書類作成の実務は何も難しいことはあ
りません。
提出そのものも単に役所に書類を持っていくだけですから、誰でもで
きます。
書類の書き方がわからなければ、窓口で尋ねれば親切に教えてくれま
す。許認可申請を含む行政サービスは広く市民のためにあるわけです
から、教えてくれないことはありません。
これらを実務というのならば、その程度のことを学びたいがために事
務所で働くというのは時間のムダだと思います。
雇用する側からすると、書類作成と提出そのものアルバイトで十分で
きる仕事なので、必要な時にアルバイトを募集すれば足ります。
また一件あたりの報酬額がそれほど高くない業務を多くこなす場合や、
とにかく大量の業務をこなすことでスケールメリットを求めていきた
い事務所では「人手」が必要なのでそういう種類の募集は考えられる
と思います。
ある程度のルーチンワークができる人員は事務所にとっては重宝な存
在なので、なるべくなら長期でいて欲しいと思いますが、事務所の経
営状況を考えると薄利多売の業務にはそれほど高い給与は出せません。
年齢が上がれば、いつまでも同じ状況でいるわけにもいかないでしょ
うから、先が見えた時点で辞めてしまいます。多くはその前にルーチ
ンワークのつまらなさに辞めてしまうかもしれません。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
● 行政書士の仕事は、WORKでもJOBでもありません。QUESTです。
-------------------------------
もちろん前述の話は一例です。ルーチンワーク以上のことを求めて行
政書士資格を取り勤務行政書士・補助者募集の問い合わせをする方も
います。そういう方については次のような話をします。
私の事務所は最初からいずれ独立開業してもらうことを前提として事
務所に来てもらっているので、行政書士業務に対する考え方がそもそ
も違います。そして、勤務行政書士・補助者として採用することはし
ません。
なぜなのでしょうか。
それは「仕事に対する責任と面白さ」を感じて欲しいからです。
まず補助者についてですが、補助者というのは行政書士の業務の補助
をするのが仕事であり、行政書士がいなければ補助者にはなれません。
携わった仕事の最終責任は補助者にはなく、補助者を雇用した行政書
士にあります。そのため、補助者を抱える多くの事務所では作成した
書類の最終確認は行政書士本人が行います。
行政書士の仕事で大きなミスをした事によりお客様の会社が倒産する
こともありますし(嘘ではありません)、それに伴い多額の損害賠償
をしなければならないケースもあります。
逆にお客様から頂ける報酬も、行政書士の仕事の対価として発生する
ものです。決して給与ではありません。
勤務行政書士については、補助者とは違い登録入会していますので一
人の行政書士として扱われます。仕事の責任についても雇用する行政
書士事務所と連帯して負うことになります。与えられる仕事もさまざ
まです。
給与については、固定給の事務所もありますし、業務遂行の内容に連
動してコミッションとして支払われるケースもあります。
私は行政書士の仕事を例えるときに次のような言葉を使います。
**行政書士の仕事は、WORKでもJOBでもありません。QUESTです。**
三省堂のEXCEED英和辞典でQUESTという言葉を調べると「探索, 探求
(物) ((of, for)); (中世騎士の)諸国遊歴の旅」と書かれていま
した。ファミコンのゲームで有名になったドラゴンクエストと同じ
「クエスト」です。
お客様から与えられた依頼(任務)の答えを探し出し、解決するのが
行政書士の仕事です。それは単に与えられたWORKではなく、作業を処
理するJOBでもありません。与えられる依頼の内容はさまざまであり、
求める答えもさまざま、解決の仕方もさまざまなQUESTなのです。
100人の行政書士が100人とも同じ解決方法を持っているわけではあり
ません。
また、自分一人で解決するのもよし、仲間や使者を使って力を合わせ
て解決することも制限されていません。そこには行政書士自身の職務
遂行能力が試されています。
失敗のリスクもありますし、深い洞察力も必要です。そして解決した
時には相応の報酬を受け取ることになります。
行政書士の仕事は、依頼された案件の解決までの全体をプロデュース
することであり、そこが面白いところなのです。
そしてこれらは登録開業した行政書士でなければできないことなので
す。
**だから登録開業した方がいいですよ。**
個人的にはポジション4の中でも勤務行政書士というスタンスはおす
すめです。条件によっては行政書士の仕事のあり方の多様化が期待で
きます。
ある程度の自分の場を持ち、行政書士の仕事を主体的にできるという
のは魅力です。
しかし、雇用する側から見ると苦々しい思いであり、その心理は意外に
複雑です。事務所に新たに人を入れるというのは、そのまま事務所の
経営戦略に直結するものだからです。
■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□
□ 行政書士川口弘行事務所からのお知らせ ■
■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□
◆ 行政書士川口弘行事務所では、行政書士業務に関する質問、開業
実務に関しての質問、効果的な営業手法についての質問を募集し
ています。
http://www.docmaker.net/docstation/wforum.cgi
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●次号以降予告
-------------------------------
◆ ここでもう一度「行政書士実態調査」を見てみる。
補助者雇用の実態について、統計データでさらに追求してみます。
◆ 行政書士を廃業した人に学ぶ
うまくいく人もいれば、うまくいかない人もいます。
そこから学ぶことがあるはずです。
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓<免責事項等>〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
●無断転載は禁じますが業界内の小ネタにぜひどうぞ。全文転送な
ら構いませんので、友達、仕事仲間など周囲の方にもお勧めを!
●メルマガの内容の実行は、読者さんの責任でお願いします。
●ご自身の業務改善のために使うのは歓迎ですが、メルマガの内容
の販売・コンサルティングへの利用で利益を得る行為は禁じます。
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓<発行者情報>〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
●発行者:川口弘行 ●発行頻度:基本的に週刊
●感想、質問、実行の結果などは掲示板で受付中
http://www.docmaker.net/docstation/wforum.cgi
●行政書士川口弘行事務所 http://www.kawaguchi.com/
●購読の登録・解除はまぐまぐ(www.mag2.com)でお願いします。
●バックナンバー抜粋
http://kawaguchi.office-server.co.jp/sideline/ml
Copyright (c) 2005 KAWAGUCHI Hiroyuki
Created by
kawaguchi
Last modified 2005-07-09 11:02 AM
Last modified 2005-07-09 11:02 AM
行政書士川口弘行事務所
〒155-0031 東京都世田谷区北沢1-45-39-601
TEL 03-5738-4150
E-mail info@kawaguchi.com














