電子申請・電子政府関係の研究
目次
はじめに[1]
今でこそ電子申請とか電子政府・電子自治体についていろいろ研究するようになってしまいましたが、もともとはあまり興味のない分野でした。
多くの人がこの分野に興味がない(と言い切ります)のと同様に、今でも私の頭の中では現在の電子申請・電子政府をめぐる状況を一歩引いた形でとらえています。
それは、今まで民間のシステムを多く作ってきて、コンピュータシステムは導入することにより「金銭的な」メリットを生み出すものである、というシステム屋の常識から、幾分かけ離れているように感じるからです。
そこで、私自身は、
- 公共システムの構築者たるシステムベンダーや、
- 行政(それも、あまり現場意識の希薄な偉い人たち)の立場ではなく、
- またPKIを技術的・制度的に研究する学者、技術者の立場でもなく、
- 利用者たる国民の立場で(ついでに国民から申請業務を委任される行政書士の立場で)、
この電子申請・電子政府という問題を考えてみたいのです。
電子申請・電子政府に関するメモ[2]
電子申請・電子政府に関していろいろ考えている過程をご紹介します。
- 岐阜県の協力のもとに実施した「電子代理申請」に関する実証実験の報告(2003年8月25日発表)
当時、電子申請推進コンソーシアム という団体で実験のマネージャーをやっておりました。
この時点で、電子申請における代理申請の必要性について考えていることがありまして、実際に岐阜県と岐阜県行政書士会にムリをしてもらって実際の申請データを送信するという流れを作ってみました。
電子委任状や、電子申請における添付書類の取扱いについても考えた結果が書かれています。
- 岐阜県における職員採用試験申込の電子申請実証実験(2004年1月28日発表)
AdobeのソリューションとMacromedia FLASH MXを使って申請書類をウイザードで作成するという実験です。
Adobeのソリューションは優秀ですが、あまり特定のメーカーのツールに依存するのは危険なので、私がマネージャを担当した「身体障害者を対象とした職員採用申込」では、あえてFLASH MXで同じウイザードを作りました。折角なので音声ナビゲーションという新しい試みを取り入れてみました。
要はツールではなく、申請データがどうであるかが問題なのです。このコンセプトは今も変わっていません。
しかし、大人の事情でFLASH MXを使ったことはあまり触れられていません。やれやれ。
電子申請システムの利用者視点での動作検証(電子申請ミシュラン)[3]
すでに構築された電子申請システムが利用されない原因を、電子証明書の普及という理由以外で考えてみようという目的で、すでに稼働している電子申請システムを実際に使ってみることにしました。
「電子証明書の普及」を理由にしないのは、それを理由にするとすべてが電子証明書の普及次第、という思考停止状態に陥るからです。あえて言いますが、そんなことは構築前の調査段階で容易に判ることですし、それをふまえて検討するのが本来の姿であるのにもかかわらず、代替手段すら検討していません。
- 総務省電子代理申請実証実験報告(2004年8月10日)
総務省の電子申請システムを実際に使ってみました。総務省に直接申請するような案件があるの?
探してみたらあったんです。詳しくは報告書をご覧ください。
- 総務省電子代理申請実証実験報告(2004年9月28日)
前回に引き続き、総務省の電子申請システム(電波利用電子申請・届出システム)を使ってみました。
ここでも、ものすごい落とし穴が。
- 東京電子自治体共同運営システム:e-Tokyoの動作の流れ(2005年3月6日)
やはり地元の電子申請システムを使ってみなきゃいけません。ようやく東京都と区市町村が共同運営システムを使い電子申請業務をスタートさせました。
注目すべきは、代理申請の実装です。しかし。。。
- 国土交通省オンライン申請システムの動作の流れ(2005年3月27日)
国土交通省オンライン申請システムは、あらかじめクライアント側で申請データを作成し、送信する方式です。
今回は、利用者登録を済ませ、申請データを作成した後の手順について画面毎に説明します。
電子政府関係のリンク[4]
電子政府関係のリンクを載せています。
Last modified 2005-05-04 08:18 PM
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